矯正治療に必要な器具および材料-11 | 矯正歯科コラム

矯正歯科コラム

矯正治療に必要な器具および材料-11

2. 矯正用材料(Orthodonic materials)

3.ブラケット(Bracket)

主線を維持するための付加装置で、通常バンドに付着して使われます。

所要性質としては

1)主線維持に対して変形しないような強固な材質であること
2)主線をよく把握し、維持しやすい形であること
3)主線を結紮しやすい形であること
4)バンド材料に電気熔接できること

などです。

材質はやはりNi-Cr合金やステンレス・スチールですが、まれにCO-Cr合金系のかたい鋳造体で造られているものもあります。ブラケットの種類は非常に多く、主線の形状、サイズによっていろいろなものが作られています。

(1)エッジワイズ・ブラケット(Edgewise bracket)

Edgewise法の特徴とする歯体移動,、トーキング(torqing)がより効果的に作用するために角線(rectangular wire)が使用されるので,、これを受け入れる溝(slot)が方形をしているもののことをいいます。

その溝幅は0.016、0.018、0.022″の3種類のものが通常使用されています。

形状からの種類では、前歯用と臼歯用の2つに大別されますが、用途別に分類された名称をあげると、single edgewise bracketとtwin edgewise bracketとに分けられ,、さらにtwin edgewise bracketにはjunior twin bracket、medium twin bracket、wide twin bracket、extrawide twin bracketなどがあります。

(2)チャンネル・ブラケット(Channel bracket)

双線弧線装置にとくに使われるもので、種類は上顎前歯用と下顎前歯用の大小2種類です。
エッジワイズ・ブラケットほど正確に作用しないので歯体移動やトトキング(torquing)などを行うには適しません。

(3)ベッグ・ブラケット(Begg bracket)

種々の補助装置をもったアーチワイヤーを用いることができ、傾斜移動を容易に行えるために、リオン・アーチ・ブラケット(ribbon arch bracket)を改良して作られた幅の狭いものをいいます。

2015年5月12日



PAGETOP