矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)2 | 矯正歯科コラム

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矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)2

[1] 固定式装置(Fixed appliance)

1.唇側舌側弧線装置

1.唇側歯槽部弧線装置・釘管装置

1.唇側歯槽部弧線装置(High Lbial arch appliance)

2)維持帯環と維持装置

装置の維持は固定歯として最適であるという理由で、通常第1大臼歯が用いられます。固定歯帯環の頬面歯頸部には頬面管を鑞着し、主線の維持部との連絡によって維持します。頬面管は主線の太さに一致した内径をもつ長さ7~8mmの円管で、固定歯帯環の頬面歯頸部寄りで咬合平面、および側方歯群の頬面と平行な位置に鑞着します。主線には、遊離端を頬面管にそう入したとき脱落を防ぐためのロック・ワイヤー、または結紮、あるいはゴムリングで固定するためのフックを鑞着します(図17-2A,B)。

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これらの頬面管は、左右側が同一平面上に位置するように鑞着される必要があります。すなわち、主線の着脱を容易にすると同時に、主線による固定歯への不必要な加圧を防止しなければならないからです。

3)補助弾線

個々の歯に矯正力を加えて、歯の移動をはかるための弾力線で、目的に応じて適当な太さ、長さ、形態が与えられ、主線に鑞着されます。補助弾線は、主線に比較して0.4~ 0,6mmの細い弾力線を用い、多くの場合、弾力線が直接歯に接触して移動を行います。補助弾線の太さ、および長さは、矯正力の大きさや矯正力の持続時間に関係、形態は、歯の移動方法、移動方向によって異なります。

2015年8月20日



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