矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)11 | 矯正歯科コラム

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矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)11

[1] 固定式装置(Fixed appliance)

2.舌側弧線装置 (Lingual arch appliance)

4.装置の製作順序

2)維持装置の維持管の鑞着

維持管を維持帯環の舌側に鑞着します。その位置と方向は,維持帯環の舌側で歯頸部寄りに、かつ臼歯列と平行に、咬合平面に対し可及的に直角に鑞着されます(図17-19)。

3)モデリング印象

維持帯環を固定歯に適合してから、モデリング印象またはアルギン酸印象を行います。アルギン酸印象では、印象材自体に弾力があるため維持帯環を印象面に正確に適合することがむずかしいこと、あるいは石膏注入時に動きやすいことから、原則的にはモデリング印象が望ましいとされます。

印象に際しては、舌側歯頸部は明確に印記されていなければなりませんが、頬側はアンダーカットができないように浅くとることが必要です。次に、維持帯環を印象内に正確にうつし、維持管の部分と維持帯環の頬舌側面内面にバラフィンワックスを流します(図17-20)。

こうすることにより、パンドは印象内にしっかりと固定され、その後の鑞着操作を容易にし、正確な装置を作ることができます。

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4)作業模型の製作

石膏注入後、のちの操作の妨げになるような余分な石膏は削除し、作業模型を完成します(図17-21)。

2015年10月29日



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