矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)19 | 矯正歯科コラム

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矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)19

[1] 固定式装置(Fixed appliance)

3.双線弧線装置(Twin-wire appliance)

2.双線弧線装置の構造

3)頬面管(Buccal tube)(図17-35C)

頬面管は内径0.9mmのものを使用することが多く、一般には第1大臼歯のバンドに鑞着され、その中に双線弧線の一部であるエンドチューブが自由にはいり得ることが必要です。内径の大きなものは、より多くの滑りを必要とする場合に使用されます。その他顎外装置が併用される場合はさらにもう一つのチューブが鑞着されます。この頬面管の方向、位置は主線の方向、弧状の形態を決定するものであるからきわめて大切です。もし第1大臼歯が回転、傾斜などをおこしているときはあらかじめ円線(round wire)などを使用して大臼歯を整直しておくことが必要です。

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4)ブラケット(Bracket)(図17-35A)

前歯部のバンドに電気熔接され、主線の矯正力を歯に伝達するもので、数種のタイプがありますが、Johnsonの考案したものはfriction type(図17-36A)で、これはブラケットとそれに精密に適合するカバーからなっています。わが国では主としてTwin―tie channel bracket(図17-36B)が使われています。このタイプのものはブラケットの滞がエッジを形成していないので、Johnsonの意図したようなトルクなどを行うには適していません。A、Bともにブラケットの幅によって大小2種類あります。

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2015年12月24日



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