矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)20 | 矯正歯科コラム

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矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)20

[1] 固定式装置(Fixed appliance)

3.双線弧線装置(Twin-wire appliance)

2.双線弧線装置の構造

4)ブラケット(Bracket)(図17-35A)

力の調節ではtwin tie channel bracketの方が結紫する際に若千力の調節が可能であるから主線の弾性力を最大に発揮させて使用することができます。friction typeではこの点の調節はできません。またカバーの着脱をくり返すうちにゆるみが生じる欠点があります。

5)舌側弧線装置(Lingual appliance)(図17-31)

この装置は双線弧線装置の中で,第1大臼歯の固定の補強に使用するもので、Johnsonが使用したものは固定式で第1小臼歯の近心部から口蓋を横切るタイプです。また補助弾線を使用することにより、小臼歯の側方拡大、個々の歯牙移動あるいは犬歯の遠心移動などの補助的な使い方もできます。

6)コイルスプリング(Coil spring)

コイルスプリングは粗巻きコイルスプリング(open coil spring)と密巻きコイルスプリング(closed coil sping)の2種類があり、粗巻きタイプは歯列弓の拡大のためエンドチューブに使用し、前歯の叢生に消ける空隙の拡大、ときには犬歯の遠心移動にも使用することがあります。密巻きタイプはエンドチューブに空際の確保のため使用されます。コイルスプリングの代表的な使い方は図17-38Cで示すような前歯部の反対咬合における歯列弓の前方拡大です。

7)その他としてスライディングフック(aliding hook)、矯正用ゴム(elastics)、結紮線(ligature wire)、嬌正用ゴム糸(elstic thread ligature)などがあります。

2015年12月31日



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