矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)21 | 矯正歯科コラム

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矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)21

[1] 固定式装置(Fixed appliance)

3.双線弧線装置(Twin-wire appliance)

3.装置の製作法について

1)舌側弧線の製作

この装置の製作法については別項を参照してください。

2)頬面管の製作

頬面管を大臼歯のバンドに鑞着する場合、その方向や位置が主線の働く矯正力にとても重要な影響を与えます。大臼歯の回転や傾斜、転位などがあれば、大臼歯を不動の固定歯とは出来なくなるため、この場合はあらかじめ大臼歯の整直が必要になります。

頬面管の方向について、頬面管の近心端が遠心端より歯頸部にあれば、主線は前歯部で圧下をおこし、逆に咬頭頂に近ければ挙上をおこします。この方向は症例によってどちらかを選択することになります。また、左右の頬面管は常に同一平面になくてはなりません。頬面管の延長は中央で交わり、上下的には、上顎で歯面中央、下顎では中央か、対合歯の関係から歯頸部1/3の位置にします。

実際には頬面管の内径より0.lmm細い真直なワイヤーあるいは炭素棒を各頬面管に通して、模型上で先に述べた条件に従って正しい位置を決定することになります。この場合頬面管の近心端は大臼歯の近心部(図17-37A)、方向および位置の延長は前歯部歯冠のほぼ中央にくるようにします。このようにして方向、位置が決定されたのち、ワックスで仮着、石膏で模型上に固定し、頬面管をバンドに鑞着します(図17-37)。

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2016年1月7日



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