矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)23 | 矯正歯科コラム

矯正歯科コラム

[1] 固定式装置(Fixed appliance)

1.唇側舌側弧線装置

3.双線弧線装置(Twin-wire appliance)

3.装置の製作法について

4)主線の製作

主線は2本の0.20~ 0.25 mmの弾力線とエンドチューブから構成されます。主線の長さを決める方法として歯間分離用のブラスワイヤー(brass wire)を使用して行います。ブラスワイヤーの端を折返して頬面管の遠心端より入れ、そのまま前歯部のブラケットに沿って軽く押しつけて反対側の頬面管の遠心端まで行います(図17,39A)。これを延ばして主線の所要の長さとします。

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次に1本の主線をとり先ほど計測したワイヤーの長さに合わせて折返して2本とし、これにエンドチューブを通します。

エンドチューブの長さは6前歯の場合、第1小臼歯の頬面中央位です(図17-35C)。主線の両端にストレッチャーの歯車でジグザグをつけて、エンドチューブをストレッチャーの溝の外側に出し、溝に主線を入れて歯車を回転させて広げます。

ジグザグの部分がエンドチューブにはいり固定され、先に計測したワイヤーと比較して長くならないように注意します(図17-39B)。操作上2本の弾力線がねじれたり、長さを間違えないようにする必要があります。

以上のようにして双線弧線装置の主要部分はできあがり、通法に従って口腔内に装着されます(図17-39C)。

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2016年1月21日



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