矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)25 | 矯正歯科コラム

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矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)25

[1] 固定式装置(Fixed appliance)

2.全帯環装置

1. Edgewise法およびその装置(Edgewise mechanism)

Edgewise法は周知のようにAngle,E.H.によって体系づけられたものです。Angleが1928~1929年にかけてDental Cosmos誌上に“ The Latest and Best in Orthodentic Mechanism”と題して連続的に新装置による矯正治療法を発表しました。

これがedgewise arch mechanismで、現在のedgewise法の基礎となるものです。
Angleはこれより以前に1899年、1907年に歯弓拡大線装置(expansion arch appliance)を発表し、ついで1912年に釘管装置(pin and tube appliance)、1916年には紐状装置(ribbon arch appliance)を発表しました。

そして1928~1929年に上記のように新紐状装置(edgewise arch appliance)を発表したのですが、惜しくも1930年に他界しました。

そのため、Angleのこの新装置による方法を熟知し、正統派的に継承したものは少なかったようです。しかし、Strang、R.H.W.をはじめとする後継者たちによって今日のedgewise法が確立されたといえます。

 

このように、今日の矯正歯科治療で当たり前のように使われている装置も、様々な紆余曲折を経て治療法として確立されるといういきさつがあります。

2016年2月4日



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