矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)27 | 矯正歯科コラム

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矯正装置の種類とその使用法(Orthodontic appliances)27

[1] 固定式装置(Fixed appliance)

2.全帯環装置

1. Edgewise法およびその装置(Edgewise mechanism)

1.Edgewise装置

Edgewise装置は主として、
1)バンド(band)およびブラケット(bracket)
2)アーチワイヤー(archwire)
3)その他(hook、lingual button、eyelet、ligature wireおよびelasticなど)
によって構成されます。それに実際臨床では顎外固定装置(headgear)が併用される場合が多くみられます。

1)バンドおよびブラケット(Band,Brackct)

Edgewise法ではバンドはとくに厳格に製作することが要求されます。それはブラケットを規定の位置にしっかりと維持するとともに、矯正力によってバンドおよびブラケットが歯から離脱することを防ぐためです。

しかし最近ではdirect bondingの発達からバンドを使用しないで直接歯にブラケットを接着する方法が行われていますが、まだ一般的とは言い難い状態です。

これに関しては今後なおいっそうの研究が必要になると思われます。

バンドが完成したら、これにブラケット・ポジショニング(bracket podionhg)を行いますが、これに使用するブラケットについて記述します。

このブラケットの特徴は、中心に長方型の溝(bracket slot)があることです。この滞の大きさは一般に0.022×0.028インチ(以下0022″×0.028″と表す)と 0.018×0.025インチ(0.018″×O.025″)のものがよく使用されます。

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このうち0,022″×0.028″のものは従来からよく使用されているもので、比較的single bracketを使用するものに多い傾向があります。それは歯軸傾斜を必要とする場合などではsecond order bendを十分与えられる利点があるからです。

これに反し0,018″×0.025″のものはsiamese(twin)bracketを使用するものに多くみられます。

2016年2月18日



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