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スライス矯正

通常、乱ぐい歯や八重歯を治す場合、小臼歯という歯を抜いてスペースを作る必要がありますが、その程度があまりひどくない場合、抜くとかえってスペースが余ってしまったり、抜きたくないとおっしゃる方、ご病気で麻酔ができない方などの場合に、歯を抜く代わりに少し削って(スライス)歯を並べる方法です。

歯を削るというとイメージはよくありませんが、歯を抜く矯正よりメリットが大きいです。その原理をご説明します。

歯の表面はエナメル質という組織があり、その下に象牙質という組織があります。エナメル質の厚みは1.5mmありますが、その1.5mmのエナメル質を0.25〜0.50mmスライスします。このくらいの量のスライスをしても歯にダメージはきません。

また、スライスしたからといって、虫歯になることはありません。(スライスした面は十分研磨します)むしろ歯が込み合ってる方が、虫歯や歯周病の可能性が高まります。
ヨーロッパの矯正歯科医院では、実はスライスがメインです。
スライス矯正
最初から歯を抜かずに多数の歯をスライスして矯正治療をしております。それに対して、日本やアメリカの矯正歯科医院では、抜歯がメインです。これは、大学で抜歯の矯正ばかり教えているからです。
要するに、ヨーロッパではスライスがメインであるように、スライスしても歯にダメージはきませんのでご心配ないです。

また、スライス矯正の場合は、大幅に治療期間が短縮されます。(大体、抜歯矯正の半分から3分の1程度)さらに、前歯が大きい方にとっては、スライスすることにより、より見た目が美しくなります。 

またスライスする際、痛みはありません。エナメル質には神経がないからです。




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