インビザラインしたいけど、食いしばり癖の私でも可能?

出っ歯(前突)、受け口、開咬(オープンバイト)、叢生(八重歯や歯のガタガタ)、噛み合わせの悪さなどでお悩みの方もいらっしゃるでしょう。人前でお口を開ける事が気になったり、顎関節の音が鳴り負担があると感じた場合、歯列矯正を考えられるのも自然な流れかと思います。ただ、矯正を決意されたけど、食いしばりという癖があった場合、不向きな装置があるという事をご存知でしょうか。今日は「インビザラインしたいけど、食いしばりがあっても可能かどうか」について、ご紹介しますね。

食いしばりと歯ぎしりの違いって?

まず、「食いしばり」と「歯ぎしり」ってどのように違うか、ご存知でしょうか。どちらも舌や歯列が正常な位置におらず、ぎりぎりと多くの力が歯にかかり噛みしめているイメージですよね。では、それらの違いですが、行う時間が異なります。下記で詳しくご説明しますが、より程度が重い症状は「食いしばり」とお考え下さい。

一般的に、歯ぎしりは、夜間就寝中に音を立てて自分でぎりぎりと噛む行為です。一方で、食いしばりは、夜間だけではなく、時間に関係なく行う悪癖です。

食いしばりによって、虫歯治療の際に歯科で行った歯の詰め物や被せ物が取れてしまうケース。咬み合わせが深くなる過蓋咬合という症例になってしまい、顎関節症を引き起こすケース。どちらのリスク要因ともなるのが、食いしばりです。その他にも歯が破折し抜歯しなければいけなくなったり、骨が過剰に発達し、固いこぶのようなものが出来る骨隆起というトラブルが起きる可能性があります。

そのため、お食事の度にお口を開けたり、人前で大きくお口を開けて笑う事が難しいですよね。是非、そのような症状やサインが見られたら、一度歯科医院のカウンセリングや診療を予約し、歯科医師やスタッフに相談、もしくは検査をされるのをおすすめいたします。

食いしばりの原因って何?

食いしばりが何で起きるか、原因については、様々なものが考えられます。通常、よく言われる理由が、ストレスや、喫煙、飲酒などの生活から起こる要因と、歯並びの悪さによる口腔内の状態から起こる事も考えられます。また、うつぶせ寝や運動により歯を食いしばることが多い方も考えられます。

ストレスや不安をため込みがちな性格をお持ちの方や、ニコチン、アルコールの摂取量が多い方というのは、食いしばりを助長するデメリットになるという事を頭の隅においてくださいね。ただ、歯並びの悪さは、歯科矯正を行う事により改善できますし、綺麗な歯列は、笑顔の際の自信につながりますよね。

食いしばり癖でもインビザラインで矯正できる?

では、食いしばりの癖をお持ちの方が、インビザライン矯正を行う事は可能でしょうか。インビザラインとは、周囲から見えにくい矯正で、透明なマウスピースによる取り外しが可能な矯正装置です。長時間装着を行い、定期的に新たなアライナー(マウスピース)へ交換していくことで歯を動かす矯正治療法です。歯ぎしりや食いしばりのマウスピースと違い、矯正治療用のマウスピースは、お口の違和感を少なくするために薄く作製しているのが特徴ですね。

ただ、癖は無意識に行ってしまう事が多いです。そのため、癖を行わないように予防の意識を高くお持ちの患者様ならば、治療期間中は影響を受けにくかったり、トラブルになりにくいかもしれません。ですが、癖の事を一日中気にする訳にはいきません。

その際、どうしても矯正用のアライナーが割れやすくなる傾向にあり、破損となれば再作製をクリニックで行わなければなりません。再作製ともなれば、結果的に治療期間が長くなってしまいます。癖をお持ちの方は、インビザライン矯正を短く行うのは難しいかもしれないとお考え下さい。ドクターに相談し、ワイヤーやブラケットの矯正で治療するなどの選択で、より安心して治療を受けられるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか。今回は、「インビザラインしたいけど、食いしばり癖の私でも可能?」についてご案内いたしました。

以上の事からもおわかりのとおり、食いしばりの癖がある方にとっては、インビザラインの矯正装置はあまり向かないかもという事がお分かりいただけたと思います。もちろん、インビザラインはメリットの多い矯正装置ですので、どうしてもそちらでご希望という方は、担当医に対応をご相談ください。信頼のおける矯正歯科ならば、担当医がより良い方法を提案してくれると思います。

綺麗な歯並びになれば咬み合わせ等の問題解決以外に、歯周病にもなりにくくなり、ブラッシングも楽になりますので、虫歯などの数々のトラブルが減らせます。気になる方は一度、無料相談などに足を運んでみてくださいね。

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