インビザライン

インビザライン治療で外出中にあると便利なアイテムは?

インビザライン治療で外出中にあると便利なアイテムは?マウスピース型矯正装置インビザラインで歯並びを治療する際には、1日22時間以上の装着時間を守ることと、歯とアライナー(マウスピース)を清潔にケアすることが重要です。インビザラインでの治療中、外出時に持っておくと便利なアイテムをご紹介します。

インビザライン専用ケース

インビザライン専用ケース

外出時には、インビザライン専用ケースの携帯が欠かせません。食事の際にはインビザラインを外す必要があるため、専用ケースに入れておくことで紛失を防ぎ、衛生的に保管できます。

専用ケースは、インビザラインの公式のケース以外にも、様々な色やデザインのものが市販されており、歯科医院でも取り扱っています。

1. デザインと機能性

インビザラインの専用ケースは、軽量でコンパクトな設計が特徴です。ポケットやバッグの中でも場所を取らずに携帯することができ、特に外食時に便利です。

また、専用ケースは耐衝撃性のある素材で作られており、マウスピースを落下や衝撃から守ります。多くのケースは、密封性が高く、マウスピースを衛生的に保つことができるように設計されています。

2. 衛生的に保管できる

インビザライン

専用ケースは、インビザラインを清潔に保つために重要です。食事中や飲食時にマウスピースを外す必要がある場合、専用ケースに収納することで、テーブル面やポケットの布に直接触れることなく、衛生的に保管できます。

3. 紛失防止

専用ケースを使用することで、インビザラインの紛失リスクを減らすことができます。特に外出先や公共の場では、ケースに入れておくことで、マウスピースを見失う心配が少なくなります。

4. 色やデザインを選べる

多くの専用ケースは、色やデザインのバリエーションが豊富で、個人の好みに合わせて選ぶことができます。目立つ色のケースであれば、紛失や置忘れのリスクが軽減されます。

5. お手入れが簡単

専用ケースのお手入れは簡単に出来、水と石鹸を使用して軽く洗って自然乾燥させることで、ケース自体の衛生状態を保つことができます。

歯磨きキット

歯磨きキット

外食の前にアライナーを外し、食後に再度装着する際に、出来れば歯磨きをしてアライナーも水で洗いたいものです。それには、歯ブラシ、フロス、歯磨き粉などの歯磨きキットの携帯がおすすめです。

携帯用歯磨きキットの中身

歯磨きセット

インビザライン治療中の外出時に携帯する歯磨きキットは、お口の中を清潔に保つために重要です。キットに入れておくべき基本的なアイテムとしては、以下のようなものがあります。

1. 携帯用歯ブラシ

コンパクトな携帯用歯ブラシは、外出時の歯磨きキットに必ず入れるべきものです。使い捨てタイプや、キャップ付きで衛生的に保管できるものを選ぶと良いでしょう。

2. 小型の歯磨き粉

家庭用のサイズの歯磨き粉は携帯するには大きすぎるため、旅行用の小型サイズの歯磨き粉を用意しましょう。試供品も積極的に使いましょう。

3. フロスまたは歯間ブラシ

食事後の歯と歯の間には、食べ物のカスが挟まりがちです。歯間のお掃除には、歯ブラシの毛先は届きにくいため、デンタルフロスが必須です。コンパクトなケースに入ったフロスや、ホルダータイプのフロスを選びましょう。

4. マウスウォッシュ

外出先での食事の後で歯磨きが出来ない場合は、小さいボトルに入った携帯用マウスウォッシュを持ち歩いてお口の中をすすぎましょう。アルコールフリータイプを選ぶと、口腔内の乾燥を防ぐことができます。

5. ポータブルミラー

携帯用の小さな鏡があると、歯磨き後やインビザラインを装着する際に、歯やマウスピースの状態を確認することができて便利です。

6. 携帯用インビザラインクリーナー

普通の外出の場合は必要ありませんが、外泊を伴う場合は、市販されている携帯用のインビザラインクリーナーや、クリーニングタブレットを持ち歩きましょう。宿泊先で夜にアライナーを専用のクリーナーで洗って装着すれば、眠っている間の虫歯のリスクを減らせます。

水分補給用のペットボトルなど

ペットボトル

インビザラインを使用中は、口の中が乾燥しやすくなります。飲料水用の小さなボトルを持ち歩くと、いつでも水分補給ができて便利です。

鎮痛薬

錠剤

もし外出先でインビザラインによる痛みが出た場合は、薬で痛みを抑えられるように、鎮痛剤を持ち歩きましょう。痛みがひどい場合は歯科医院に連絡しましょう。

これらのアイテムを携帯することで、外出時でもお口の中を清潔に保つことが出来ます。チューイーや、ゴムかけをしている方は替えのゴムをいくつか持っていると安心です。

携帯アイテムの選び方を教えて

インビザラインで矯正治療を受けている期間中、特に外出時には、携帯アイテムの選び方が重要になります。

1. コンパクトさと携帯性

サイズと重さ

外出時の携帯を想定し、ポケットやバッグに入れても邪魔にならないサイズのアイテムを選びます。特に、携帯用の歯ブラシやミニサイズの歯磨き粉などは、場所を取らずに携帯できるものが便利です。

機能性とデザイン

使用頻度が高いアイテムほど、使いやすさを重視しましょう。また、デザインも自分の好みに合わせて選ぶことで、毎日の携帯が楽しくなります。

2. アライナーを衛生的に保管できるもの

アライナーを清潔な保管する

専用ケースに入れて持ち歩くことで、バッグの中で他の物と接触しても損傷することなく、衛生状態も保つことができます。

簡単に洗浄可能

使用後に簡単に洗えるものや、水洗いできる素材のアイテムを選びましょう。

3. 直ぐに使えるアイテムを選ぶ

即効性のあるアイテム

外出中にインビザラインを取り外した時や、食後に再装着する時には、素早くお口の中をきれいにできるアイテムが重宝します。例えば、携帯用のマウスウォッシュや、水で溶かすタイプの歯のクリーニングタブレットなどが便利です。

4. 痛みや不快感の対策

痛み軽減のためのお薬

新しいセットに交換した時の痛みや、口内の違和感に対処できる鎮痛剤などを持ち歩くと安心です。

5. 個人のライフスタイルに合わせる

外出時の時間帯や目的を考慮する

自分の一日の活動パターンや、よく訪れる場所を考慮して、最も使用頻度が高くなりそうなアイテムを優先して選びます。仕事中心の日は、よりコンパクトで静かに使用できるアイテムが適しているかもしれません。

これらのポイントを踏まえ、ご自分に合った携帯アイテムを選ぶことで、インビザライン治療中の外出がより快適に、そしてお口の中も衛生的に過ごせるようになります。

まとめ

インビザライン

インビザライン治療中の外出時に役立つ携帯アイテムは、外出をより快適にし、治療をサポートします。専用ケースや歯磨きキット、水分補給用ボトルなど、ご自分のライフスタイルに合わせたアイテムを選ぶことで、どんな場所でもインビザラインのケアが可能になります。

ポイントは、コンパクトで携帯しやすく、衛生的に保管でき、即効性のあるアイテムを選ぶことです。これらを携帯することで、治療期間中も安心して外出を楽しむことができるでしょう。

この記事の監修者

医療法人真摯会
理事長 歯科医師 総院長
松本正洋
クローバー歯科、まつもと歯科 総院長。国立長崎大学歯学部卒業。1989年歯科医師免許取得。1998年医療法人真摯会設立。矯正歯科の認定多数。日本抗加齢医学会 認定医。

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