歯列矯正したいけどお金がないときは?費用負担を抑える4つの方法
歯列矯正したいけどお金がないときは?
一括で支払えるだけの貯金がなくても、分割払い・デンタルローンを利用したり、歯並びによっては部分矯正を選んだりすることで、治療を始められる場合があります。また、治療目的など一定の条件を満たせば、医療費控除の対象になることもあります。
大切なのは、「一番安い矯正方法」を探すことではありません。まず自分に必要な治療を確認し、治療終了までにかかる総額と、無理なく支払える方法を考えることが重要です。
この記事では、「矯正したいけれどお金がない」「一括では払えない」という方に向けて、費用負担を抑えるために考えたい方法をわかりやすく解説します。
この記事を読むとわかること
- 貯金が少なくても矯正を始められる方法
- 分割払い・デンタルローンの考え方
- 部分矯正なら費用を抑えられるケース
- 医療費控除を利用できる可能性
- 矯正を始める前に確認しておきたい総額
歯列矯正したいけどお金がないときはどうする?
歯列矯正は数十万円以上の費用が必要になることも多いため、「治療したいけれど一括では払えない」と悩む方は少なくありません。
しかし、矯正治療費を最初にすべて現金で用意しなければ治療できないとは限りません。
歯科医院によっては、デンタルローンやクレジットカードなどを利用して治療費を分割で支払うことができます。
また、前歯など限られた範囲だけを動かせば改善できる場合には、全体矯正ではなく部分矯正を選択できることもあります。
まず確認したいのは、次の3点です。
- 自分の歯並びにはどの治療が必要なのか
- 治療終了までの総額はいくらなのか
- 分割した場合、月々いくらになるのか
「お金が足りないから無理」と判断する前に、支払い方法を含めて確認してみましょう。
矯正費用はいくらくらい必要?
矯正費用は、歯を動かす範囲や装置によって異なります。
大阪矯正歯科グループでは、たとえばワイヤーによる部分矯正は片顎26万円~(税別)です。前歯4~8歯程度が対象となります。全体矯正になると、治療範囲が広くなるため費用も高くなります。
部分矯正は費用を抑えやすい治療ですが、すべての歯並びに適応できるわけではありません。
そのため、まず診断を受けて必要な治療範囲を確認することが重要です。
矯正するお金がないときに考えたい4つの方法
矯正費用の負担を軽くする方法には、大きく分けて4つあります。
単純に治療費が安い方法を探すのではなく、必要な治療を受けながら、どのように支払いの負担を小さくするかという視点で考えましょう。
1.分割払い・デンタルローンを利用する
一括払いが難しい場合にまず検討したいのが、分割払いです。
デンタルローンを利用すると、治療費を複数回に分けて支払うことができるため、まとまった金額を一度に用意できなくても矯正治療を始められる場合があります。
大阪矯正歯科グループでは、デンタルローンによる最大120回までの分割払いに対応しています。
たとえば26万円(税別)のワイヤー部分矯正では、120回払いの例も公式料金ページに掲載されています。
ただし、分割回数を増やせば毎月の支払額は小さくなりますが、金利や手数料を含めた総支払額は増えます。
そのため、「月々いくらか」だけでなく、「最終的にいくら支払うのか」まで確認することが大切です。
また、デンタルローンには審査があります。利用条件については歯科医院やローン会社へ確認しましょう。
2.部分矯正で治せるか確認する
気になっている部分が前歯など限られた範囲であれば、部分矯正を選べる場合があります。
部分矯正は、主に前歯など一部の歯だけを動かす治療です。全体矯正より治療範囲が小さいため、適応する症例であれば費用を抑えやすくなります。
たとえば、
- 前歯1本だけ少しずれている
- 前歯に軽いガタガタがある
- 軽いすきっ歯がある
- 前歯の軽いねじれが気になる
といった場合には、部分矯正を検討できることがあります。
一方で、
- 歯の重なりが大きい
- 歯を並べるスペースが大きく不足している
- 奥歯の噛み合わせにも問題がある
- 歯列全体を動かす必要がある
といったケースでは、全体矯正が必要になることがあります。
そのため、「お金がないから部分矯正にする」という決め方は適切ではありません。
部分矯正は「安い矯正方法」ではなく、部分矯正だけで十分に改善できる歯並びの場合に選択できる治療です。
部分矯正で治せる歯並び・費用・治療期間について詳しくはこちら
3.医療費控除の対象になるか確認する
歯列矯正の治療費は、治療目的によって医療費控除の対象になる場合があります。
国税庁では、年齢や矯正の目的などからみて、社会通念上必要と認められる歯列矯正については医療費控除の対象になるとしています。
一方で、容姿を美しくすることだけを目的とした歯列矯正は対象になりません。
また、デンタルローンを利用した場合でも、ローン会社が立替払いした治療費は医療費控除の対象となり得ます。ただし、ローンの金利や手数料は医療費控除の対象にはなりません。
対象になるかどうか判断が難しい場合は、税務署や税理士などへ確認してください。
なお、一般的な歯列矯正は自由診療ですが、厚生労働大臣が定める疾患に起因する場合や、外科手術を伴う顎変形症など、一定の条件では健康保険の対象になるケースがあります。大阪矯正歯科グループでも、通常のインビザライン治療は自費診療である一方、一定条件の矯正治療には保険適用例があることを案内しています。
4.治療を始める前に「総額」を確認する
矯正治療では、広告などに表示された金額だけを見て決めないことも重要です。
治療費とは別に、
- 精密検査や診断
- 抜歯
- 虫歯や歯周病の治療
- 矯正用アンカースクリュー
- 保定装置
- その他のオプション
などが必要になる場合があります。
実際に大阪矯正歯科グループの料金ページでも、虫歯治療や抜歯、クリーニングなどは別途費用となることや、アンカースクリューなどのオプション料金が案内されています。
そのため、相談時には、「治療が終わるまでに総額でいくらくらい必要ですか?」と確認しておくことをおすすめします。
大阪矯正歯科グループの矯正費用・追加費用・支払い方法を確認する
「月々○千円」という表示だけでは、最終的な支払額までは分かりません。
毎月の支払額と治療終了までの総額の両方を確認することが、無理のない治療計画につながります。
お金がないときでも安さだけで矯正を選ばない
「できるだけ安く矯正したい」と考えるのは自然なことです。
ただし、費用を優先するあまり、本来自分に必要な治療とは異なる方法を選ぶのは避けましょう。
特に、「前歯だけが気になるから、一番安い部分矯正にしたい」と考えていても、診査をすると奥歯の噛み合わせや歯列全体を治す必要があることがあります。
反対に、軽度の歯並びであれば、全体矯正を行わず部分矯正で改善できる場合もあります。
矯正治療を検討するときは、
- 自分に必要な治療方法を確認する
- 治療終了までの総額を確認する
- 自分に合った支払い方法を選ぶ
という順番で考えるのがおすすめです。
「安い治療を探す」のではなく、必要な治療を無理なく支払う方法を探すと考えると選択しやすくなります。
歯列矯正のお金に関するよくある質問
Q1. 貯金がなくても歯列矯正できますか?
まとまった貯金がなくても、デンタルローンなどを利用して治療費を分割で支払える場合があります。
ただし、ローンには審査があり、毎月の支払いも続きます。月額だけではなく総支払額まで確認したうえで、生活に無理のない範囲で利用しましょう。
Q2. 歯列矯正は月々いくらからできますか?
治療費、分割回数、金利などによって異なります。
大阪矯正歯科グループでは最大120回までのデンタルローンを利用できるプランがあり、治療方法ごとの月々の支払例も料金ページに掲載されています。
月々の金額だけではなく、金利を含めた総支払額も確認してください。
Q3. 学生でもデンタルローンを利用できますか?
ローン会社の審査条件によるため、一概にはいえません。
大阪矯正歯科グループでは、学生の方についてアプラス・ジャックスの各種デンタルローンを案内しています。
詳しい条件は歯科医院やローン会社に確認しましょう。
Q4. 一番安く矯正するなら部分矯正がいいですか?
部分矯正が適応する歯並びであれば、全体矯正より費用を抑えられる傾向があります。
しかし、部分矯正では対応できない歯並びもあります。
「費用が安いから」という理由だけで部分矯正を選ぶのではなく、まず自分の歯並びが適応するか診断を受けましょう。
Q5. 大人の歯列矯正も医療費控除の対象になりますか?
大人でも、年齢や治療目的などから社会通念上必要と認められる歯列矯正であれば、医療費控除の対象になる場合があります。
一方、容姿を美しくすることだけを目的とした矯正治療は対象になりません。
まとめ
歯列矯正をしたいけれど、一括で支払えるだけのお金がない場合でも、すぐに治療を諦める必要はありません。
費用負担を抑える方法としては、
- 分割払い・デンタルローンを利用する
- 部分矯正で治せるか確認する
- 医療費控除の対象になるか確認する
- 治療開始前に総額を確認する
といった方法があります。
特に重要なのは、「一番安い矯正」を探すのではなく、自分に必要な治療を確認したうえで、無理なく支払える方法を考えることです。
部分矯正で十分に治せる場合もあれば、歯列全体を動かす治療が必要な場合もあります。また、分割払いを利用する場合は、月々の支払額だけでなく、金利を含めた総支払額も確認しておきましょう。
「お金がないから矯正は無理」と決める前に、まず自分にはどの治療が必要で、総額はいくらになるのか、どのような支払い方法が利用できるのかを歯科医院で相談してみましょう。

医療法人真摯会