裏側矯正中に食べるおすすめの食べ物って?

裏側矯正中に食べるおすすめの食べ物って?

「裏側矯正中に食べるおすすめの食べ物」にはどんなものがあるのでしょうか。 裏側矯正は歯の裏側に装置をつけるため、歯みがきがやりにくく、注意が必要です。なるべくお口のケアが楽に出来る食べ物は何か?逆に避けた方がいい食べ物は何か?ということにについて詳しくご説明いたします。

そもそも裏側矯正ってどんな矯正?

裏側矯正とは、上の写真のように歯の裏側(舌側)にブラケットと呼ばれるボタンのようなものを装着し、ブラケットにワイヤーを通して歯を動かしていく矯正治療方法です。

表側からのワイヤー矯正と比較すると、歯の裏側に装置をつけますので周囲からは全く見えない為、人目につかずに矯正を開始したい方にはおすすめの治療法です。

表側からのワイヤー矯正と同じく、月に1回程度の通院です。担当の矯正医が患者様の歯が動いているかを確認し、ワイヤーを新しいものに交換して、綺麗な歯列へと導いていきます。

裏側矯正は食事や歯磨きしにくいの?

目立ちにくさ 食事のしやすさ 歯磨きのしやすさ しゃべり易さ
ワイヤー矯正 ★★★ ★★ ★★★★★
裏側矯正 ★★★★★ ★★
インビザライン ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★

裏側矯正は装置が見えにくいので歯磨きもしにくいこのように、裏側矯正は他の装置と比べて食事のしやすさや歯磨きのしやすさが劣ります。 ワイヤーとブラケットを使った矯正は、装置がデコボコしているために装置の周りにどうしても汚れがたまりやすくなります。

その上、裏側矯正は装置が表側から見えないため、実はきれいに歯磨きできているかどうかもわかりにくいのです。デンタルミラーを使って歯の裏側を鏡に映しだして磨くなど、工夫する必要があります。

そのため、なるべく咀嚼が少ない物、つまり、歯みがきの手間がかからないような食べ物をご紹介いたします。

裏側矯正中のおすすめの食べ物は?

固形でなく水分の多いもの

おかゆ

固形ではなく水分の多い食事と考えると、色々な献立が思い浮かぶのではと思います。 ご飯をおかゆに替えてみたり、野菜を柔らかく煮てハンドブレンダーで滑らかにしたポタージュスープや、卵スープは、とても水分が多く柔らかいので食べやすいですよね。

固形でも柔らかく噛みやすいもの

肉じゃが

固形の料理でも、柔らかくて噛みやすいものでしたら顎や歯に痛みも感じにくいです。具体的には、野菜スープ、具だくさんのお味噌汁、柔らかいハンバーグ、肉じゃが、ポトフなどが食べやすいです。

ハンバーグに使われるひき肉は咀嚼回数が少なく済みます。パン粉や豆腐などのつなぎを多めに入れて煮込むというアレンジも良いでしょう。肉じゃがはかなり柔らかく芋を煮るなどのひと手間でより食べやすくなり、栄養も摂れ、おすすめです。

ゼリー飲料、ヨーグルト、プリンなど

プリン

装置に慣れるまでは、上記のようなものを食べる事すらつらい痛みを伴う事があります。特に裏側矯正は、オーダーメイドで作製されるとはいえ、口腔内が装置の為に狭くなりますので、発音や舌に当たる感覚に戸惑う方が多くいらっしゃいます。

その場合は、ゼリー飲料や、野菜ジュースなどの飲み物や、ヨーグルトやプリンなどを口になさるといいです。食事が苦痛にならないような工夫も大切です。 マウスピースの際のお食事の情報については、下記の関連コラムをご覧ください。

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裏側矯正中にあまりおすすめしない食べ物は?

今度は、おすすめしない食べ物を具体的に上げていきますね。 野菜ならば、エノキタケ、ほうれん草、小松菜です。あとは、固いお肉や、するめ、フランスパン、玄米、麺類も該当します。

甘い物ならば、チューイングガム、キャラメル、ヌガーなども避けていただきたいものですね。 特にフランスパンなどのハードパンや麺類は、お好きな方が多いと思います。ただ、矯正治療中にはこれらの摂取をお控えいただくように、お願いいたします。

何故、おすすめしないの?

 歯の表側につけているワイヤーやブラケット等の矯正装置には食べ物が挟まりやすくなります。そのため口内環境が悪くなり、口臭が発生したり、虫歯や歯周病になりやすくなってしまうため、避けてほしい食材に挙げております。

例えば、先ほど挙げた野菜は、お浸しにして柔らかくしても、一般的な大きさの場合、歯列や抜歯スペースに詰まったり、装置に挟まりやすくなります。また、固い食べ物、噛みごたえのあるものは、矯正装置に慣れるまではやめておきましょう。

矯正治療中の痛みを助長しやすい食べ物です。矯正中のどの患者様にも言える事ですが、甘い粘着性のある食べ物はおすすめしません。装置に絡まってしまうと、クリニックに通院し、新たな装置に替えるなどの処置をドクターに行ってもらわなければいけません。

通院の手間や、時間もかかります。デメリットが多いものですので、裏側矯正装置を着けている間は我慢して、終了してから思う存分食べてくださいね。

裏側矯正中に食べる際のおすすめポイント

出っ歯(前突)、受け口、八重歯(叢生)、過蓋咬合(噛み合わせが深い)、ガミースマイル等、人により歯並びのお悩みは様々です。ですが、どの器具を選択されても、抜歯により一時的に他の歯の負担が増したり、咬む事による痛みが、食事で起きる可能性はあります。

小さくカットすると食べやすいポイントとしてはお料理に使う野菜などの材料を小さく細かく切って調理する事です。小さく切るとあまり噛まなくても食べられますし、消化も良くなります。

裏側矯正ではワイヤーを新しく変えた際に痛みや違和感が出やすいです。そんな時は特に具材を一口サイズにすることを心がけて、歯の負担を減らしましょう。

そして、ゆっくりと少しずつ、無理しないように食べてくださいね。

ジュースにするのもおすすめまた、固形のままだと食べられないリンゴなどもすりおろすと楽に食べられます。小松菜とリンゴでジュースを作ったりすると、栄養価としても高いですよね。

インターネットで調べると、フルーツや野菜を使った様々な種類のスムージーのレシピが見つかると思います。冷蔵庫に少しだけ残ってしまった野菜を入れるなどして、栄養を摂るようにしましょう。

フランスパンに液をしみこませてフレンチトーストを作り、小さく切ってゆっくり食べるのもたまにはいいかもしれません。ただ、咀嚼が必要な場合はなるべく奥歯付近で咀嚼するのを忘れないでくださいね。

三大栄養素のすすめ

三大栄養素

私たちの身体を作り、動かしてくれる大事な栄養素は三大栄養素と呼ばれ、タンパク質・脂質・炭水化物の三つです。その中でも筋肉や皮膚、粘膜を作ってくれて毎日元気に生きていく上で欠かせない栄養素がタンパク質です。タンパク質が不足することのないように、卵料理をしっかり食べることがおすすめです。

普段の食事を採っていればこれらの三大栄養素に加えてビタミン、ミネラルも不足することはありませんが、どうしても食べられないときはサプリメントで補うことも選択肢の中にいれましょう。ものを食べにくい期間中は、食欲がないかもしれませんが、なるべく栄養のあるものを食べるようにしましょう。

裏側矯正中の食事のQ&A

裏側矯正は食事しにくくなりませんか?

装置をつけて数日間は違和感があって食べにくいと感じると思いますが、装置に慣れると普段通りに食事が出来るようになります。装置をつけてすぐと、ワイヤーの調節をした直後は痛みを感じることがありますので、なるべく硬いものは避けて柔らかいものを選んで下さい。

矯正装置に食べ物がひっかかった時はどうしたらいいですか?

歯の裏側は見えないので、小さな歯科用の鏡を用意していただき、こまめに歯ブラシで食べ物や汚れを落としましょう。なるべく装置に絡んだりくっついたりしないような食べ物を選ぶと、歯みがきが楽です。お餅やキャラメル等の粘性が高い食べ物は装置に絡まりやすいため、出来るだけ避けて頂いた方が良いと思います。

矯正中の歯磨きのおすすめ方法

ライオン歯科衛生研究所タフトブラシ

歯の裏側はただでさえプラークや食べかすが残りやすいものです。矯正装置を装着している患者様ならば、なおさらです。ワイヤーによる矯正治療をしておられる患者さんは、歯をみがくというよりも、装置を磨くことに重点を置いて頂きたいと思います。

食後はしっかりとしたブラッシングを行ってください。日常の歯ブラシ以外に、二列の歯ブラシや、歯間ブラシ、また、タフトブラシと呼ばれる歯ブラシを駆使して行います。ただし、矯正装置が壊れたり外れたりしないよう、やさしく歯ブラシを当ててください。

ちなみに、タフトブラシとは、毛束が一つにまとまって山のような形になっているブラシです。矯正装置の周りなど普通のブラシの毛先が届きにくい所のブラッシングに適しています。

まとめ

いかがでしたか。今回は「裏側矯正中に食べるおすすめの食べ物」をご紹介いたしました。詳しく知りたい方は、担当医やスタッフにしっかりとご相談くださいね。

裏側矯正やリテーナー装着をきちんと終えれば、綺麗な歯並びや笑顔を手に入れるだけではありません。上下左右の歯の噛み合わせの問題が解決し、顎関節への負担を減らせます。裏側矯正が気になる方は、是非下記のメーカーサイトもご覧になってくださいね。