歯の裏側にワイヤーとブラケットを取り付ける治療方法を裏側矯正といいます。
当院では、インコグニトという名前の装置を使用しています。
裏側矯正 インコグニトによって
美しい歯並びに整っていく様子を動画でご覧下さい。
<症例1>
【治療内容】
上下の歯が混み合っている方(叢生)を裏側矯正で治療しました。ドイツ製のインコグニトという装置を使用しています。
【費用】裏側矯正(全顎)145万円(税抜)、管理料(1回)¥5,000
【リスク】歯の裏側に装置をつけるので最初は少し痛くて、発音しづらい。
<症例2>
【治療内容】
左上の糸切り歯が八重歯になっていました。左側の歯だけが混み合っていて、右側は混み合っていなかったので、左側の第1小臼歯を抜いて矯正しました。
【費用】裏側矯正(全顎)145万円(税抜)、管理料(1回)¥5,000
【リスク】歯を抜いて矯正をするために、心臓病などの方は歯を抜くときに注意が必要になります。
<症例3>
【治療内容】
上あご・下あごとも全体的に歯が混み合っていたので、上あごは第1小臼歯、下あごは第2小臼歯を抜いて矯正しました。
【費用】裏側矯正(全顎)145万円(税抜)、管理料(1回)¥5,000
【リスク】歯を抜いて矯正をするために、心臓病などの方は歯を抜くときに注意が必要になります。
ワイヤーやブラケットといった装置が他人から見て目立つことを気にしておられる方がとても多いです。
装置を裏側に付けると、装置が外側から見えないため、人の目を気にしないで治療が受けられます。矯正をしているのを人に知られたくない方や、接客業の方、人前に出る方、アナウンサー、モデルさん、芸能人等、口元の装置が目立っては困る方、治療中の審美性が気になる方に最適の治療法です。
インコグニトは、患者さんの歯型のデジタルデータから一つひとつ精密に作られています。
裏側矯正は、歯にブラケットとワイヤーを取り付けるわけですが、ブラケットもワイヤーも完全にオーダーメイドで、ロボットが作りますので、完璧に正確です。人間が曲げるワイヤーだと、歯科医師によってばらつきがでます。
ドイツのビッヒマン博士によって開発され、ヨーロッパでは最も信頼できるトップの舌側矯正装置といわれており、今では欧米を中心に5000人以上の矯正医がこの裏側矯正 インコグニトによって治療をしています。
かなり歯並びが悪い方でもインコグニトで治せるため、患者数は世界で10万人以上と言われ、日本においても良く知られる方法となりました。
上だけ裏側矯正して、下は表側からする矯正です。
通常、上の歯に付ける装置が目立ちやすいので、上だけを裏から行い、下は目立ちにくいので表から行う矯正です。
メリットは、
1. 上下とも裏から行うより、費用が安い
2. チェアタイム(1回あたりの治療時間)が短くなる
3. 上下とも裏側からするより、治療期間が短くなる
4. 下あごに付けてる装置はあまり目立たない
5. 上下とも裏から行う矯正より、発音や食事が楽。なぜなら、舌が当たりやすい下アゴに装置がないからです。
【治療内容】叢生(八重歯)の患者さんです。裏側矯正(ハーフリンガル)で歯並びを治しました。
【費用】裏側矯正(コンビネーション) ¥1,150,000(税抜)
【リスク】歯の裏側に装置をつけるので最初は少し痛くて、発音しづらい。
【治療内容】上下の歯が出ている上下前突の患者さんです。裏側矯正(ハーフリンガル)で歯並びを治しました。
【費用】裏側矯正(コンビネーション) ¥1,150,000(税抜)
【リスク】歯の裏側に装置をつけるので最初は少し痛くて、発音しづらい。
【治療内容】上下の歯の間にすき間が空いている開口の患者さんです。裏側矯正(ハーフリンガル)で歯並びを治しました。
【費用】裏側矯正(コンビネーション) ¥1,150,000(税抜)
【リスク】歯の裏側に装置をつけるので最初は少し痛くて、発音しづらい。
【治療内容】かみ合わせが深く(過蓋咬合)、ガミースマイルの患者さんです。裏側矯正で歯並びを治しました。
【費用】裏側矯正 ¥1,450,000(税抜)
【リスク】歯の裏側に装置をつけるので最初は少し痛くて、発音しづらい。
当院では現金払いのほか色々なお支払方法があります。分割払いも可能です。
一律20回の均等分割は金利・手数料 負担完全 0です。
短い回数で支払えば手数料や金利がかからないという当院の特徴です。
各種クレジットカードもご利用いただけます
内容 | 治療費(税抜) | ||||||||||||||||||||||||
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裏側矯正インコグニート | |||||||||||||||||||||||||
管理料(1回)¥5,000 | |||||||||||||||||||||||||
【裏側矯正】ブラケットやワイヤーをオーダーメイドで作成する「インコグニート」。歯の裏側に装置をつけるため、表からは見えません。舌側矯正ともいいます。 |
【上下(全顎)】 ¥1,450,000 +消費税 |
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【上か下(片顎)】 ¥840,000 +消費税 |
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分割プランはこちら
●金利3.0% 1,450,000円(税抜)の場合 分割プランはこちら
●金利3.0% 840,000円(税抜)の場合 |
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【裏側矯正・表側ワイヤー併用タイプ】 |
【上下(全顎)】 ¥1,150,000 +消費税 |
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分割プランはこちら
●金利3.0% 1,150,000円(税抜)の場合 |
※消費税別途。適用される消費税率はお支払い時点のものとなります。
※管理料(1回):治療中の管理・調整として掛かります。緊急処置をした場合や、来院のない月には費用は発生しません。最高で月1回までです。
※矯正治療前に一般歯科での虫歯治療や抜歯が必要な場合は別途費用がかかります。(保険適用)
※歯列矯正は保険が適用されない自由診療です
お支払方法についてはお気軽にご相談ください
矯正治療は期間がかかるので通いやすいことはすごく大事です(日曜は梅田院、なんば院のみしています)。
どんなささいな事でも、親切ていねいにお答えします。
歯の裏側は表よりエナメル質が3倍分厚く、また唾液の量も多いので表側より虫歯になりにくいです。
前歯を引っ込める時、奥歯を固定源にします。そうすると奥歯に力がかかってが前に動いてしまうのですが、裏側矯正の場合は固定源となる奥歯が前に行きにくい構造になっています。
そのため、前歯が動きやすくなり、大きく前歯を引っ込めることができるので、出っ歯の方には特に有利です。
表に装置を付ける場合は、食べ物がつまりやすいという特徴がありますが、裏側の場合はつまりにくくなりますので、食事の負担が軽くなります。
ラグビー、サッカーなど身体が接触するスポーツでも、表側に装置があると装置が壊れたり、唇を傷つけたりするリスクがありますが、裏側の場合はリスクが減ります。
歯の裏に装置を付けますので、当然舌が当たってしまい、最初は違和感があります。ただ、この違和感はほとんどの方が1週間で慣れますので、結論としては心配ないです。
歯に装置を付けるわけですから、食べにくいという問題があります。ただ、表側に付けるよりは食べかすがたまりにくいですし、この食べにくさも1週間程度で慣れてしまいます。
舌が装置に当たってしまい、最初のうちは発音がしにくくなる方もおられます。ただ、歌手の方で裏側をしておられる方もいますし、発音についてはあまりご心配はありません。
裏側矯正は、表側よりも費用がかかります。理由は、装置がすべてオーダーメイドであることと、1回当たりの治療時間が表側より長くかかること、技術的に難しくどの歯科医師でもできる治療法ではないなどでです。
裏側のメリット、デメリットを
じっくり考えて決まられるのが良いです。
基本的に、矯正中に食べてはいけないものはありません。
固いものを食べる時は、装置が外れてしまうかもしれませんので、小さく切って食べたりしてください。また、キャラメルなどの粘着性があるものは、装置にひっついてしまいますので、慎重に食べてくださいね。
最初のうちはしゃべりにくいですが、1週間ほどで慣れてきます。
舌を歯の裏に当てて発音するサ行、タ行や英語のth、l 、rなどは舌が適切に順応して発音のしずらさも徐々に治ります。実際に、人前でしゃべる仕事の方や歌手の方も裏側矯正をしています。
裏側矯正では、歯の裏に措置を付けるため、下の歯と装置が当たることがあります。そんな時は、奥歯にレジンという材料を盛ってかみ合わせを上げてやります。そうすると、食事もしやすくなりますし、歯と装置が当たることもなくなります。
そして、そのレジンは歯が動くにつれて、少しずつ削っていき、最終的にはなくなります。
インコグニトは患者さまの歯形のタイプに合わせて作るオーダーメイドの裏側矯正です。そのためインコグニトならではの、独特のプロセスで治療を行ないます。
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初診カウンセリング(無料) |
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矯正専門医が問診や視診をしながら、患者さんを診察いたします(必要な場合のみレントゲン撮影を行います)。 実際にインコグニトを使って治療を始められる場合は、精密検査をします。様々な角度から写真を撮影し、重要な歯の型とりをします(必要時のみレントゲン撮影をします)。 患者さんの歯型を技工指示書と共にドイツの研究所へ送ります。 |
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ドイツのラボでは、日本から送られてきた歯型をもとに装置の設計と製作をおこないます |
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治療後の状態をシミュレーションし、「セットアップ模型」が製作されます。出来上がった模型を高解像度で3Dスキャニングし、専用のコンピュータソフトにデータを取り込んで、ブラケットが設計されます。 |
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ブラケットの鋳型を作り金の合金のブラケットを鋳造します。 |
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ブラケットの鋳型を作り、金の合金を流し込んで、正式なブラケットを鋳造します。 |
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アーチワイヤーをロボットが製作します |
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完成した装置が日本に届きます |
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約2ヵ月後、オーダーメイドのブラケットが完成し、ドイツから日本に空輸され、到着します。 カスタマイズされたブラケットを患者さんのお口に装着後、アーチワイヤーを装着します。 装置は口の中に取り付けるため、取り付けた直後は違和感がありますが、2、3日もすれば装置の存在が気にならなくなります。歯が動く際に痛みが出ることもありますが数日で気にならなくなります。 装置を付けてから徐々に歯が動き出します。毎朝鏡をご覧になる度に歯が動いて行っているのがわかり始めると、普段の治療が楽しくなると思います。 歯磨きには少しコツが要りますので、虫歯予防のため気をつける点などを歯科衛生士からお話しいたします。 必要に応じてスライス(ディスキング)の処置を行う場合があります。 |
従来の裏側矯正装置は、装置を歯に取り付けた時の違和感がとても強く、舌にブラケットが当たり痛いなど、一般的に長い期間患者さんに不安と我慢を強いるという後悔の意見も多いものでした。
インコグニト(アイブレイス)では、今まで問題とされていた点がかなり改善・改良されています。
そのため、インコグニトは歯の裏側につけるリンガル矯正装置の中では、付けた時の違和感が最も少ないよう配慮された装置と言えます。
普通の裏側矯正装置です。
ブラケットが歯の形状に合っていないために接着剤を分厚くつけて歯に接着しなければなりません。接着剤の分だけ装置が分厚くなりますので、これを全ての歯に取り付けるとかなりの違和感を感じることになります。
その状態に徐々に慣れはしますが、慣れるまでにかなりの時間を要します。当然喋りにくいということが起こり、人によっては無声音で唇や舌の動きが重要な「S」の発音がしにくいこともあります。
インコグニトではいろいろな点が改善!
↓
歯にフィットするようにカスタムメイドされていますので、歯に貼り付けるための接着剤がごく少量で済みます。そのため接着剤による厚みが2ミリ以下ときわめて少なく、違和感は従来の裏側矯正と比べるとかなり減少しました。従来の裏側矯正中は困難 とされていた「S」の発音が可能になりました。
違和感が少ないため、短期間で慣れることが可能になり、今まで医療的に問題点とされていた点がかなり改善されています。
インコグニト ドイツ・ビッヒマン博士考案 |
従来の裏側矯正装置 現在主として使用されている |
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名称 | |
インコグニト | リンガルブラケット(最新のものは第7世代)、フジタ式、その他 |
形態 | |
カスタムメイドなので歯のカーブに沿って作られており、接着剤がわずかで厚みが殆どない。 歯に接着する面積が広いので外れにくい。 |
歯の形状に全く合っていないため、接着剤が沢山必要になり、その分厚みが分厚くなる。 この分厚さが口の中の違和感に繋がる。 |
発音の障害 | |
従来のものと比べるとかなり改善した。特に英語で大切な『S』の発音が改善されたことは大きい。パリ・第7大学(ソルボンヌ大学)で実験済(ビッヒマン博士等)。 | 装置が分厚いために発音がしにくく慣れるまでかなり時間を必要とすることが大きなデメリット。電話で話すときなどに相手が聞き取りにくいこともある。特に英語の『S』の発音が困難。 |
制作方法 | |
CAD/CAM(コンピューターで設計制作)患者の歯の形態に合わせたオーダーメイドで製作を行う。 | 通常どのメーカーも既製品で同じである。 |
材質 | |
貴金属・ゴールド(金合金) | ニッケル・コバルト等の非金属 |
アレルギー有無 | |
金合金はアレルギーが少ない。 | 上記の金属にはアレルギーが出る場合がある。 |
治療に使うワイヤー | |
![]() ブラケットに取り付けるワイヤーは全てロボットがコンピューターの指示に従って製作するため、三次元的に正確な屈曲ができる。 これによって理想的な歯並びにすることが可能になり、ワイヤー取り付けの際の時間も短縮出来る。 |
使用するワイヤーは、すべて熟練した矯正歯科医が手で曲げるため、装着時にかなり時間がかかる。 ベテランの矯正専門医であってもワイヤーの屈曲に誤差が出ることもある。 |
インコグニトのブラケット | 歯を移動させる為のアーチワイヤー | |
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インコグニトのブラケットは、金合金とカスタムメイドのデザインによって作成されます。そのためとても薄く仕上がり、患者さんは従来の装置と比べると快適に治療を受けることができるようになりました。
ブラケットを歯に接着するためには特別な歯科用接着剤を使用します。歯を移動させる為のアーチワイヤーも、特殊なコンピュータ制御のワイヤーベンディングロボットによって、カスタマイズされて作製されますので、歯の位置の移動がスムーズです。
インコグニト開発者ビットマン博士との技術提携により、優れた技術をベストな方法で提供できるようになりました。
機能はもちろん、見た目や治療期間の点でも優れており、インコグニトによる治療は患者さんの高い満足度につながります。
ドイツの精密機械加工技術によって作製されたオーダーメイドの装置です。
精密で正確な歯型を取り、歯型をスキャンしてお一人おひとりに合った装置を作製するため、最低限の薄さでブラケットを設計することが可能です。
ブラケットにワイヤーを取り付ける装置は、曲がったワイヤーが元に戻ろうとする力を利用して歯を移動させる仕組みとなっています。
インコグニトはコンピューターによって装置設計されますので、ロボットを使って正確に曲げられたワイヤーを正しい角度でつけることが可能になりました。
従来の装置はニッケルやコバルトを使用しており稀にアレルギー反応が起こる患者さんがおられました。
インコグニトは貴金属(ゴールドメタル)を使用したいるため、アレルギーが起こりにくくなっております。
インコグニトの厚さは2ミリ以下と従来の装置に比べて大変薄く出来ています。そのため患者さんの違和感がかなり軽減され、発音のしにくさや滑舌が悪くなることも改善されました。
言葉が聞き取りやすくなるため人と話していて聞き取りにくいと言われることも激減するでしょう。
また、1本1本の歯のカーブに合わせて作られておりますので装置と歯の間にすき間がなく、ぴったりとフィットします。
このため食べ物が装置に引っ掛かりにくく食事がしやすいことも大きな安心に繋がります。
特徴6:他人から装置が見えませんので、専門職の方にも最適です
キャビンアテンダント(客室乗務員)などの接客業の中には、会社が社員に対して歯科矯正を禁止しているところもあるそうですが、インコグニトはつけていることが見た目ではわからず、発音にも違和感がありませんので、誰にも気づかれずに治療ができます。
また、装置をつけているせいで学校でいじめられたりからかわれたりする心配もありません。
以前は裏側矯正はマイナーな治療法でした。
その理由は、裏側からの矯正は歯並びが綺麗に治りにくい、早く終わらないから時間がかかる、医師の方もしんどくストレスが貯まる、対象外の患者様もおられ技術的にも難しい、など、裏側矯正の制度を導入した医院でも様々な理由であまり普及しなかったのです。
しかし、最近の目立たない・見えない矯正ブームによって、裏側矯正(舌側矯正)をお願いしたいとおっしゃる患者さんが増えてきました。その立役者がインコグニト(アイブレイス)です。
インコグニトの出現によって裏側矯正は以前よりも快適になり、患者さんの人数もどんどん増えました。当院内には日本矯正歯科学会認定ドクターも在籍しておりますので、症状に応じた裏側矯正を提案いたします。矯正治療法の相違で転院を考えておられる方も、安心して通院できますよ。