大阪矯正歯科グループのインダイレクトボンディング法(間接接着法)

インダイレクトボンディング法
(間接接着法)

より精度の高い矯正治療のために

矯正治療では、歯並びをきれいにととのえるために多くの場合ワイヤーを用いて歯を動かします。ワイヤーの力を歯に伝える装置をブラケットといい、ブラケットをどれだけ正確な位置に装着できるかによって矯正治療終了時の歯並びの仕上がりが決まります。

インダイレクトボンディング法(IDBS)では、まず患者さんの歯型を取ります。そして模型の上で正確にブラケットの位置を決め、配置していきます。その後、模型上で決めた正確な位置にブラケットを接着するためのトランスファートレーを製作し、ブラケットにボンディング剤を塗布し、歯に接着します。

インダイレクトボンディング法によって、患者さんのチェアサイドでの診療時間はかなり短縮出来るようになりました。

トランスファートレイ トランスファートレイ
トランスファートレー
トランスファートレイ トランスファートレイ
トランスファートレーを装着 トランスファートレーの除去

インダイレクトボンディング法のメリット

メリット1:模型上でおこなったブラケットポジショニングの再現性が高く、精度の高い仕上がりが期待できる。

ブラケットを装着するときに、見えにくい奥歯や歯の重なりやがたつきがある場合に、装着位置が多少ずれることがあります。インダイレクトボンディングの場合は模型上で正確に位置づけしてから専用のトレーを用いて歯に装着するため、位置がずれることはありません。

メリット2:チェアータイムが短縮できる。

あらかじめ正確な位置にブラケットを取り付けたトレーを用いるため、患者さんのブラケット装着時間が50%も短縮できます。そのため患者さんに長い時間大きく口を開けていただく必要がなくなりました。

メリット3:ブラケットが外れにくい

ワイヤー矯正の治療中にブラケットが取れてしまうことがあります。その場合は再装着のために患者さんに来院していただく必要があります。ダイレクトボンディングの場合はブラケットが外れにくく、脱離率は僅か2.2%と報告されています。

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