Q21〜Q25:歯周病でも矯正できますか?

Q&A
良くある質問


21.歯周病でも矯正できますか?

歯周病がひどい状態で矯正治療を始めると強い力がかかり、治療中に動かしている歯が抜けてしまう可能性もあります。

そのため、基本的にはまず歯周病を治してから矯正治療を行います。歯周病の程度が軽い方は矯正をしても問題がない場合もあります。

医院では歯と歯の間や歯との境目についている歯石の除去、歯全体のクリーニングなどのメンテナンスを行います。また、ご自宅でのケアも大切ですので正しいブラッシング方法を身につけていただくため歯磨き指導を行います。


22.矯正治療にはどんな種類がありますか?

色んな方法があります。

ワイヤー矯正

ワイヤーとブラケットを使った一般的な方法です。ワイヤーの種類は銀色か白色があり、どちらかお選びいただけます。(白色のワイヤーは料金が追加になります。)

ブラケットはメタルブラケット・ホワイトブラケットがありますが、当院では目立たないホワイトブラケットを使っています。

こちらの「ホワイトワイヤー矯正」をご覧下さい。

セラミック矯正(セラミックをかぶせる)

気になる部分だけセラミックをかぶせて短期間で治す方法です。歯を動かして歯列を整える矯正方法ではなく、セラミックをかぶせたり、貼り付けたりして歯並びがきれいに見えるようにします。

かぶせたり貼り付ける場合は、短期間できれいに治るというメリットはありますが、歯を削るというデメリットもありますので、担当医の説明をよく聞かれた後でご判断下さい

こちらの「セラミック矯正」をご覧下さい。

裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正・見えない矯正・シークレット矯正)

ブラケットを歯の裏側につけるやり方です。裏側につけてしまえば見えにくいため、人から矯正していることが気づかれにくいです。このやり方は色んな呼び名がありますが、上記はすべて同じ意味です。

裏側矯正について詳しくはこちら

子どもの矯正

取り外し式装置(プレート)や固定式装置(急速拡大装置)などを使うやり方です。主には、アゴの拡大を目的としております。当院では混合歯列期の子どもさんに多く使っています。

こちらの「子どもの矯正1期治療について」をご覧下さい。



23.矯正治療が自分にとってベストな治療か分からない。

歯並びをきれいにする治療方法としては矯正以外に、審美治療というものがありますが、これは歯を削ってかぶせ物をしたり、貼り付けたりして、見た目を整えるという方法で、歯の神経をとったり、抜歯をしたりする場合もあります。

短期間で済むというメリットがあります。

矯正は、歯は大幅には削らず、自分の歯を徐々に動かしてくという方法です。かみ合わせが整ってくると口元はもちろん目から下の顔立ちがずいぶん整ってきます。

矯正治療のメリットは「一生、自分の歯を使うよう考え方が変わること」です。

きれいな歯並びを作ることだけが矯正歯科の目的ではありません。歯並びが悪いための口呼吸の弊害を正し、呼吸環境を整え、また歯並びが良くなることでプラークコントロールつまり、歯磨きなどがしやすくなり虫歯や歯周病になりにくくなり、結果として歯の寿命が長くなります。

大人の場合、不正咬合、悪いかみ合わせを改善しないと頭痛、肩こり、腰痛、膝痛など全身のいろいろなところに影響があると言われていますが、矯正により、食べ物をよく噛んで食べるようになり、消化や吸収を助け、内面からも健康になります。

幅広く矯正にはメリットがあり、自分ができるかどうか、すべきかどうかは医師のアドバイスと共にお考えください。当院では最もあなたに適した治療法をご提案しています。


24.小児矯正と成人矯正の違いってなんですか?

小児矯正と成人矯正の違いはアゴの骨や歯の成長途中に治療を開始するか、成長が終了してから治療を開始するかという点です。

小児矯正は永久歯が生え揃う前に治療を始めます。

子どもの骨は柔らかいので、永久歯がきれいに並ぶためにアゴの骨の大きさや歯の大きさのバランスを整えることが可能です。

当院では、小児矯正を積極的に行っております。
こちらの「子どもの矯正T期治療について」をご覧下さい。

成人矯正の場合はアゴ骨が成長しきっていますので、成長を利用しての治療はできません。そこで今のアゴの大きさを基準にして歯を並べていきます。

子どもと比べると歯の移動の速度が遅くなりますがミニスクリューを使う方法などたくさんの治療法や技術が進歩しています。

成人になって矯正を始めたいという方は歯並びをきれいにしたい!という意思がきちんとあり、積極的に治療に取り組んでいただけるので治療がスムーズに進みやすいです。


25.歯並びは遺伝しますか?

ご両親の骨格は遺伝しますので、骨格的な問題に関しては低年齢からの早期治療を行う必要があります。

骨格性の受け口の場合は3〜4才くらいからの早期治療が望ましく、ムーシールドという装置を使って治療を行います。

その他の骨格的要因によるものは5〜6才くらいから治療を開始し、プレートという装置を使って顎を拡げて歯が生えるスペースを作ります。

ただ、歯並びには後天的な要因もあり、必ずしもご両親の骨格や歯並びが遺伝するわけではありません。

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